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ABUロボコンニュース no.80

【2006.1.11】


いよいよ今年!マレーシアに向け準備進む
2006年が幕を明けた。日本ではお正月休みが終わったところだが、世界各地でABUロボコンマレーシア大会にむけた準備が進んでいる。国が違えば、ロボコンを取り巻く環境も選考方法も実に様々だ。



日本
戦略を練る2005東大チーム。ロボットづくりは議論からはじまる。
戦略を練る2005東大チーム。
ロボットづくりは議論からはじまる。
昨年東大の優勝に沸いた日本では、理工系以外の大学からの応募が急増。12月の書類審査には全国50大学、77チームから応募が寄せられた。
今年、厳正なる選考を通過したのは25チーム。3月下旬のビデオ審査にむけてロボット製作が始まった。6月の代表選考会に出場できるのは18チーム。出場者には気の抜けない6ヶ月となりそうだ。


モンゴル
4月でも夜は−20度になるウランバートル。
4月でも夜は-20度になるウランバートル。
ロボットは寒さにも強くなくては。
モンゴルでもロボコン番組は毎週放送されている。今年5年目となる国内大会は、4月8日に開催、14チームが参加する。チーム数が少ないために事前審査はなく、すべてのチームに出場権が与えられるが、ロボット補助金を提供できればもっと多くの学生が参加できるのに、と主催者モンゴル国営放送の担当プロデューサーは少し残念そうだ。学生自らスポンサー探しに動いているチームもあるという。


インド
ITの世界で急成長中のインドの代表選考会は3月4,5日にプーナのマハラシュトラ工科大学で開催される。他の国と大きく違うのは、大会運営の担い手が大学であることと、各出場チームあたり7000ルピー(約19,000円)の参加費用が必要な点だ。広大なインドのこと、ロボットの製作、輸送はもちろん、メンバーの旅費も出場者にとって金銭的な負担が少なくない。インドでもスポンサー獲得が課題となっているが、出場チームは年々増加傾向にあり、今年も昨年の20チームを超える出場が期待される。


香港
派手な演出が際立つ香港大会
派手な演出が際立つ香港大会。
参加3回目となる香港では、今年から規模を縮小し、放送局のスタジオが国内大会会場となる。アイデアの提出は各校2チームまでで、2月下旬に書類選考を行い、通過した10チームが6月下旬の選考会に出場する。昨年は全ての工科大学が出場し、ABU大会でも実力を見せ始めた香港だけに、今年もさらにパワーアップしたマシンを見せてくれるに違いない。


ブルネイ
ブルネイ国営放送は、昨年11月から北京大会の様子を45分づつ、8週にかけて放送した。最初の3番組は国内大会や代表チームの準備の様子、過去の出場チームにスポットを当てたもので、後の5番組は北京大会の様子や出場チームのドキュメンタリーをまとめたものだ。昨年、北京から戻ったブルネイの代表チームは首相官邸の直接の申し入れにより、朝の番組にインタビュー出演した。無得点に終わった2004年に比べ、2005年は特別賞を受賞した実績を称えるための異例の計らいだという。国の大きな期待がかかるロボコン、今年の国内大会にはより多くのチームが参加することだろう。


2007年大会に向けて始動!第一回競技委員会開催
2005年12月21日、2007年大会のホスト局、ハノイのベトナムテレビ(VTV)で第一回競技委員会が開催された。会議にはルール製作に携わったル・クイ・ドン大学のタン教授、VTV・IT統括センターのチー部長、教育科学番組プロデューサー、東京工業大学の清水優史先生、それにNHKエンタープライズのエグゼクティブプロデューサーらが出席し、ベトナムの特色を生かしたテーマ選びや、どの国の学生でも参加しやすい競技課題、ハノイ大会に活かしたい過去の反省点や、新たな‘動き’を取り入れる提案などについて活発な意見交換が行われた。ハノイ大会のルールは今後数ヶ月に渡って協議され、9月10日のマレーシア大会会場で公式発表される。
競技委員会の様子
ベトナムテレビのスタッフと東京事務局
ベトナムテレビのスタッフと東京事務局
競技委員会の様子


マレーシア大会参加締め切り迫る!
放送局のABUロボコンマレーシア大会参加申し込み締め切りが1月31日に迫った。放送局からの要望で締め切りは昨年より1ヶ月延長された。放送局は、申し込み書類を提出し、3月中旬までに参加費用の支払いを済ませたところで登録完了となる。

これまでにサウジアラビアの大学、アフガニスタンやラオスの放送局から問い合わせがあった。また、昨年出場を見送ったマカオの復帰が確定している。今年はクアラルンプールでどんなチームとの出会いが待っているのか楽しみだ。



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