【2008.4.22】
インド国営放送 会長
B.S. ラリ
ABUロボコンは、年に一度のとても重要なイベントです。初回が開催された2002年以来、ロボコンは著しい成長を遂げ、その存在感も年々高まっています。ロボコンは、アジア太平洋地域の工学系の学生が、彼らの才能と技術を披露できる、比類なき国際舞台といえましょう。
このような大会を今年の8月にプネで開催できることは、インドにとって非常に光栄なことです。ABUロボコン2008に出場するすべての学生の皆さんのご健闘をお祈りするとともに、8月にインドでお会いするのを楽しみにしています。
MAEER MITグループ理事
スニール・カラ-ド博士
第7回ABUロボコンをインド国営放送とともに我がマハラシュトラ工科大学のプネキャンパスにおいて開催できることは、とても名誉なことです。MITは、教育は学生のあらゆる面における成長を目的としたものでなければならないと捉え、責任感ある立派な「世界市民」の育成に努めています。
ロボコンは、未来のエンジニアたちが、既成概念や既製品にとらわれることなく、独創的に考えることの大切さ、自身の手でロボットを作り上げることの面白さを学ぶことを可能にした知的コンテストといえます。ロボコンを通じて、工学系の学生たちは、ものづくりの楽しさと、ユニークなアイデアを実現することの喜びを体感できるだけでなく、戦略的な考え方、創造性、スポーツマンシップ、チームワークの大切さを知り、成長することができるのです。さらにロボコンは、このような知的交流を通して、さまざまな国の若者たちが国境を越えて友好的な関係を築くことも目的としています。
マハラシュトラ州の文化の面での首都として知られているプネはまた、インドにおける教育のハブとも言われています。MITは、インドでは設立が最も早い私立工学系大学のひとつで、25年にわたり世界水準の教育機関として今日まで多くの若者の育成に携わってきました。
私たちは、ABUロボコン2008インド・プネ大会に参加する皆さんを心から歓迎します。私たちと一緒に、この大会を思い出に残る、素晴らしいものにしましょう。
今年のロボコンマレーシア代表選考会は、3月26日から30日にかけて、マレーシアケバンサン大学の体育館で開催されました。26日には、全出場チームが会場に到着して出場登録を済ませ、27日からロボットの組み立てとテストランが始まりました。過去最多となる64ものチームが、28,29の2日間で予選を戦い、30日には準決勝と決勝が行われました。
今年、優勝を手にしたのは、これが3度目のABUロボコン出場となる実力校、マルチメディア大学です。 昨年まで5年連続優勝を飾った無敵のマレーシア工科大学に何が起きたのか? 詳細は次号のロボコンニュースでお伝えします。
★★★
大会を翌週に控えた3月21日金曜日の早朝、ABUロボコン事務局の中村建哉事務局長と、マレーシア国内大会を運営する、マレーシア標準工業研究所(SIRIM)のエンジニア、アズハーさんがマレーシア国営テレビの人気情報生番組「Hello on Two」に出演し、ロボコンについて語りました。
アズハーさんは、今年の競技テーマ「ゴヴィンダ」と、翌週に控えたマレーシア代表選考会について話しました。SIRIMは、2006年のABUロボコンクアラルンプール大会をホストした4つの機関のひとつで、以来さらに加熱するロボコン人気を影で支えています。
一方で、中村事務局長は、ロボコンがABUの手がけた国際プロジェクトの中で最も人気があり、成功を収めているプロジェクトであること、技術面での発展がどれだけアジア太平洋地域の国々に有益であるかについて述べました。また、毎年、各参加国・地域で行われる国内選考会には、延べ一万人以上の学生が参加しており、その数は年々増加していると話し、インタビュアーを驚かせました。また、ロボコンの衰えない人気の秘密は、講義が勉強の中心になりがちな工学系の学生にものづくりの面白さを伝えたこと、勝負の勝ち負けを左右するのは、技術的に進んでいることや、いい部品が容易に入手できるといった環境の有利さよりも、むしろ精神力、チームワーク、戦略、そして少しの運という点が、多くの学生に受け入れられた理由、と分析しました。
マレーシアの64チームによる熱い戦いの様子は、次号のロボコンニュースをお楽しみに。
着右・奥から:アズハーさんとABUロボコン事務局の中村事務局長
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